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発達障害の年齢別の特徴

発達障害とは、生まれつき脳機能の発達に偏りがあり、社会生活で支障が生じる障害です。
 
今回は、年齢別の特徴を解説します。
 
 
◇乳児期
乳児期の主な特徴は、極端な偏食や、寝つきの悪さ、音に敏感であることも特徴です。
 
自閉症スペクトラム障害(ASD)のある子どもは、抱っこや手をつなぐことを嫌がったり、あやしてもあまり笑わなかったりすることがあります。
また、ASDの特性は幼少期から現れることが多く、一般的には3歳頃に診断されますが、早い場合は6カ月検診や1歳半検診で疑われることもあるようです。
 
 
◇幼児期
注意欠如・多動性障害(ADHD)のある子どもは、意味のある言葉を話さない、集団行動に参加しない、嫌なことがあると手が出たり突然走り出したりすることがあります。
また、話していても目を合わせず、多動でどこに行くかわからない等の特徴があります。
しかし、幼児期のADHDは発見が難しく、不注意や多動性、衝動性が幼児の成長とともに現れるため、5歳までは「落ち着きのない子」や「やんちゃな子」と見なされがちです。
 
 
◇就学期

発達障害のある子どもは、遅刻や忘れ物が多く、ルールや順番を守るのが苦手で、特定の物にこだわりが強いことがあります。

文字が読めなかったり書き間違えたりすることもあり、就学後の発達障害の子どもは、集団生活の中で他の子どもと差が生じやすくなります。

「自分の状態を親や教師に伝えられるだろう」と考えられがちですが、自己肯定感の欠如や自信喪失から、周りの大人に相談できないことが多いです。

そのため、発達障害に関しては年齢に関わらず、周囲の大人の合理的な配慮が必要です。

 

進路問題研究会では、長年発達障害や不登校の子どもサポートしてきた実績と、ノウハウがあります。

 

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