発達障害と不登校の関係性について
不登校の子どもたちの数は、年々増加していることをご存じでしょうか。
子どもが不登校になる原因はさまざまですが、原因のひとつに発達障害があります。
◇発達障害の子どもが不登校になる割合
文部科学省の調査によれば、発達障害の可能性がある子どもは約6.5%とされています。
この調査は学校の教師を対象に行われ、医学的診断は考慮されていませんが、40人のクラスに2~3人は発達障害の子どもがいると考えれているのです。
さらに、不登校の子どもたちの中で発達障害の割合は5~40%程度とされ、ある調査では不登校の4割に発達障害が見られるとされています。
こうしたことから不登校の原因は様々ですが、多くの場合、発達障害が関係していると考えられます。
また、不登校がきっかけで発達障害が判明するケースも多いようで、早期に発達障害に気付き、適切な支援を受けていれば、不登校を防げた可能性があるのです。
発達障害は生まれつき脳の発達に偏りがあることが原因で、親の育て方や努力不足ではなく、元々の性質です。
そして、発達障害の子どもは「指示が聞けない」「人間関係のトラブル」「学力不振」などの困りごとを抱え、これが不登校の原因となることが多いようです。
進路問題研究会では、発達障害や不登校の生徒も一緒に学び、共生の精神を育む環境を提供します。
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